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ケイマンってどういう意味なんだろう。ボクスターや718という名前にも、何か理由があるのかな。車を眺めていると、ふと気になりますよね。
結論から言うと、ケイマンはワニの仲間「カイマン」、ボクスターは「ボクサーエンジン+ロードスター」から来た名前です。そして718は、昔ポルシェが走らせたレーシングカーの名前を受け継いでいます。
この記事を読めば、3つの名前の意味と、それぞれがたどってきた歴史がひと通り分かります。
ケイマンの名前の由来は?
ケイマン 名前 由来を一言でいうと、中南米にすむワニの仲間「カイマン(caiman)」です。英語の発音に近づけて、日本ではケイマンと呼ばれています。
Caymanはワニの「カイマン」から付けられた名前です。小さめでも素早く、鋭いイメージを、ボクスターをベースにしたクーペに重ねたと言われています。
ポルシェらしいのは、つづりを少し変えている点なんです。動物のカイマンは「caiman」ですが、車は「Cayman」と書きます。
『カリブ海のケイマン諸島と関係あるの?』と思った方もいるはずです。つづりは同じですが、車名はワニのほうから来たと説明されることが多いですね。
ケイマン 由来 ポルシェらしさはどこにある?
ポルシェは、動物や土地の名前を車に付けてきたメーカーです。例えばSUVのカイエンは香辛料、マカンはトラを意味する言葉から来ていると言われます。
ケイマンもその流れの中にある名前です。数字の911と違って、ミッドシップの2台には言葉の名前が付いているんですね。
ちなみに、ポルシェの社内では車を3桁の番号でも呼んでいます。ケイマンなら987C・981C・982Cのように、ボクスターの番号に「C」を足した形です。小さなボディに力のあるエンジンを積む車らしく、すばしっこい生き物の名前が選ばれたと考えると分かりやすいですよ。
ボクスターとは?名前の意味は?
ボクスター とは、ポルシェのミッドシップ・オープン2シーターのことです。名前は「ボクサー(Boxer)」と「ロードスター(Roadster)」を組み合わせた造語なんです。
| 名前 | もとの言葉 | 意味 |
|---|---|---|
| ボクスター(Boxster) | Boxer+Roadster | 水平対向エンジンを積んだ屋根の開く2人乗り |
| ケイマン(Cayman) | caiman | 中南米のワニの仲間 |
| 718 | レーシングカーの型番 | 1950〜60年代の4気筒ミッドシップのレースカー |
ボクサーとは、ピストンが左右に向かい合って動く水平対向エンジンのことです。動きがボクサーのパンチの打ち合いに見えるので、そう呼ばれています。
つまりボクスターという名前そのものに、「水平対向エンジンのオープンカー」という中身が入っているんですね。

ポルシェの「718」はどこから来た名前?
2016年に登場した982型から、ケイマンとボクスターの前に「718」が付きました。『なんで急に数字が?』と思った方も多いはずです。
718は昔のレーシングカーの名前
718は、1950〜60年代にポルシェが走らせたレーシングカーの名前です。車体の真ん中にエンジンを置くミッドシップで、エンジンは4気筒でした。
実は、ここが大事なところです。982型のベースとSは、水平対向4気筒ターボに切り替わりました。昔の「4気筒ミッドシップの718」と中身が重なるので、この名前が選ばれたと言われているんです。
「718」が付いた時に変わったこと
名前だけでなく、中身もかなり変わりました。下の表は、982型(718)になって変わった点です。
| 項目 | 981型まで | 982型(718) |
|---|---|---|
| 名前 | ケイマン/ボクスター | 718ケイマン/718ボクスター |
| ベースのエンジン | 水平対向6気筒NA | 2.0L 水平対向4気筒ターボ(300PS) |
| Sのエンジン | 水平対向6気筒NA | 2.5L 水平対向4気筒ターボ(350PS) |
| 6気筒 | 標準 | GTS 4.0などに4.0L 6気筒NA |
718の数値は2026年10月時点のポルシェ公式の表示です。GTS 4.0は4.0L水平対向6気筒の自然吸気で400PSです。
6気筒のGTS 4.0についてはGTS 4.0の価格と性能で詳しく書いています。
「718ケイマン」と「ケイマン」は呼び分けが要る?
中古車を探していると、「ケイマン」とだけ書かれた車と「718ケイマン」と書かれた車が並んでいますよね。名前の付け方で、ある程度は世代が分かるんです。
718が付いていれば、2016年以降の982型です。付いていなければ、987か981のどちらかであることが多いです。
ただ、販売店によっては982型でも「ケイマン」とだけ書いていることもあります。名前だけで決めつけず、年式と排気量も一緒に見ておきましょう。
例えば、こんなやりとりで確かめられます。
「この車は718ですか、それとも981ですか」
「2.0Lの4気筒ターボなので、718(982型)になります」
2.0Lか2.5Lの4気筒ターボなら718(982型)です。6気筒なら981以前か、718のGTS 4.0・GT4・スパイダー系のどれかになります。
ケイマンとボクスターの歴史をざっくり知りたい
ケイマン 歴史、ポルシェ ボクスター の 歴史を、世代ごとに並べるとこうなります。ケイマン wikiやボクスター wikiで調べるより、まずはこの表で流れをつかんでみてください。
| 世代 | ボクスター | ケイマン | 登場 | 出来事 |
|---|---|---|---|---|
| 初代 | 986 | 無し | 1996年 | ボクスター誕生 |
| 2代目 | 987 | 987C | 2004年(ケイマン2005年) | ケイマン誕生 |
| 3代目 | 981 | 981C | 2012年(ケイマン2013年) | ボディを一新 |
| 4代目 | 982 | 982C | 2016年 | 「718」の名前が付く |
ボクスターが先、ケイマンが後
ボクスター の 歴史は1996年に始まります。屋根の開く2人乗りとして登場し、ポルシェの入り口になる車として広がりました。
ケイマンは、2代目のボクスター(987)をベースにした屋根付きのクーペとして2005年に生まれました。兄弟というより「ボクスターから生まれた弟分」なんですね。
718は最後のガソリン世代になる見込み
982型(718)は、2025年9月に受注終了が発表されました。日本では新車で買えるのは在庫車が中心になっています。
詳しい流れはポルシェ718の生産終了と受注終了の経緯にまとめています。次の世代はEVになると報じられていますが、価格や発売日はまだ決まっていません。次期718の最新報道もあわせて見てみてください。
世代ごとの年式や型式の見分け方は、ポルシェ718の歴代モデル一覧が詳しいです。
日本での各世代の発売月や、受注終了の正式な日付は、この記事では確かめきれていません。年式は車検証の初度登録で確かめるのが確実です。
PDKやティプトロニックとは?
ボクスター pdk と は、ケイマン ティプトロニック と はも、名前の意味を知りたい方がよく調べる言葉です。どちらも2ペダル(クラッチペダルが無い)の変速機の名前なんです。
ティプトロニックはトルコン式のAT
ティプトロニックは、PDKが出る前の2ペダル車に使われていたトルコン式のオートマチックです。986や987前期のケイマン・ボクスターに見られます。
普通のATに、自分でギアを選べる操作を足したものと考えると分かりやすいですよ。
PDKはクラッチを2つ持つ変速機
PDKは「ポルシェ・ドッペルクップルング」の略で、ドイツ語で「ポルシェのデュアルクラッチ」という意味です。奇数段と偶数段のクラッチを持ち、次のギアを待たせておくので変速が速いんです。
現行の718では、7速PDKが選べます。GT4 RSとスパイダーRSは7速PDKのみ、それ以外は6速MTも選べます。
- 渋滞や街乗りが多い
- 変速の速さを楽しみたい
- 家族も運転するかもしれない
- 自分でクラッチをつなぐ楽しさがほしい
- 操作の手応えを重視する
- 売る時にMTの人気を生かしたい
2024年6月の価格から、MTとPDKは同じ価格になっています。どちらを選ぶかで迷ったらMTとPDKの選び方も読んでみてください。

ボクスターTやスタイルエディションとは?
ボクスター t と はも、名前の意味が分かりにくいグレードのひとつです。Tは「ツーリング」の頭文字とされ、走りに必要な装備を選んで付けた軽快な仕様でした。
| グレード名 | どんな仕様か | 今の扱い |
|---|---|---|
| ボクスターT/ケイマンT | 6速MTを中心にした走り寄りの仕様 | 現行の新車には無く中古で探す |
| スタイルエディション | ベースに見た目の装備を足した仕様 | 現行(ボクスター1,029万円・ケイマン990万円) |
| GTS 4.0 | 4.0L 6気筒NAの上位仕様 | 現行(ボクスター1,301万円・ケイマン1,262万円) |
価格は2026年10月時点のポルシェ公式の表示です。ケイマンTは2022年版で882万円でしたが、今の新車のラインアップには入っていません。
「スタイルエディションはTの後継だから走り寄り」と思い込んでしまうケースです。スタイルエディションは見た目の装備を足した仕様で、Tとは考え方が違います。中古でTを探す時も、年式と装備の内容を明細で確かめておきましょう。
『Tとスタイルエディション、どっちがいいの?』と迷う方は、スタイルエディションとTの違いを見ると装備の差がつかめます。
- 718が付いていれば2016年以降の982型
- Tは過去の走り寄りの仕様で、今は中古で探す
- スタイルエディションは現行の見た目重視の仕様
- GTS 4.0・GT4 RS・スパイダーRSは6気筒NA
よくある質問
ケイマンの名前はどこから来ていますか?
中南米にすむワニの仲間「カイマン」から来た名前です。つづりは車ではCaymanと書きます。
ボクスターとはどういう意味ですか?
水平対向エンジンを指す「ボクサー」と、屋根の開く2人乗りを指す「ロードスター」を合わせた造語です。
なぜ「718」という名前が付いたのですか?
1950〜60年代のレーシングカー「718」が4気筒のミッドシップだったためと言われています。982型でベース・Sが4気筒ターボになったことと重なります。
ティプトロニックとPDKは何が違いますか?
ティプトロニックはトルコン式のAT、PDKはクラッチを2つ持つデュアルクラッチ式です。PDKのほうが変速が速いのが特徴です。
ボクスターTは今も新車で買えますか?
現行の新車のラインアップには入っていません。探すなら中古車になります。
まとめ
- ケイマンはワニの仲間「カイマン」から来た名前
- ボクスターはボクサーエンジンとロードスターを合わせた造語
- 718は4気筒ミッドシップのレーシングカーの名前を受け継いだもの
- ティプトロニックはトルコン式AT、PDKはデュアルクラッチ
- ボクスターTは過去の仕様で、今は中古で探す
ポルシェ718を買う時の値段の考え方は、ポルシェ718の値引き相場と交渉の順番にまとめています。





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