ポルシェ718を買って後悔する人の共通点と買う前の確認

ガレージに停まったミッドシップクーペと買う前のチェックメモ

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『ずっと憧れていたケイマン。でも、買ってから後悔したらどうしよう』と、契約の手前で迷っている方も多いはずです。

結論から言うと、718で後悔する人の多くは「車が悪い」のではなく「自分の使い方と合っていなかった」ケースです。エンジンの選び方、2人乗りの割り切り、維持費の見込み、この3つを買う前に確かめておけば、後悔はかなり減らせます。

この記事では、後悔しやすいパターンと、その防ぎ方を数字つきで見ていきます。

目次

ポルシェ718で後悔するのはどんな時?

まずは、よく聞かれる後悔を大きく分けてみました。読んでみると「自分はどれに当てはまりそうか」が見えてくるはずです。

後悔のパターンよくある声原因買う前にできること
エンジンの音・味4気筒の音が思っていたのと違うベース・Sは水平対向4気筒ターボ試乗で音を聞く・GTS 4.0と比べる
実用性2人しか乗れず出番が減った全グレード2人乗り・後席なし家族の予定と照らし合わせる
荷物大きな荷物が載らない荷室が前後2か所に分かれる普段の荷物を実際に積んでみる
維持費思ったよりお金がかかるハイオク・前後異径タイヤ・保険年額を先に計算する
売る時グレードや仕様で査定に差が出た人気の仕様に偏りがある買う時点で売り方も考える

こうした後悔は、どれも「乗る前に知っていれば避けられたもの」なんです。

先に結論

718の後悔は「音」「人数と荷物」「お金」の3つにほぼ集まります。どれも買う前の試乗と計算で確かめられます。

ちなみに、オーナーの良い評判も含めた全体像はポルシェ718の口コミ・評判まとめで見ています。後悔の話だけで判断しないように、そちらも合わせて読んでみてください。

「4気筒の音がつまらない」と後悔する人

ケイマンの欠点として一番よく挙がるのが、エンジンの音なんです。

718(982型)になった2016年から、ベースとSは水平対向4気筒ターボになりました。それ以前の981型までは、ベースモデルも6気筒の自然吸気でした。

グレード(2026年10月時点の公式表示)エンジン最高出力ケイマンの価格
ケイマン(ベース)2.0L 4気筒ターボ300PS948万円
ケイマンS2.5L 4気筒ターボ350PS1,077万円
ケイマン GTS 4.04.0L 6気筒 自然吸気400PS1,262万円
ケイマン GT4 RS4.0L 6気筒 自然吸気500PS2,065万円

速さで言えば、ベースでも0-100km/h 4.9秒(公式値)あります。遅いと感じる人はほとんどいないはずです。

ただ、『ポルシェらしい乾いた6気筒の音が欲しかった』という人にとっては、4気筒の低い音が物足りないことも。ここで後悔する人が多いんです。

例えば、こんな会話はよくあるパターンです。

「速いし曲がるし、文句はないんだけどね」
「でも、トンネルで窓を開けた時の音がちょっと違ったんだよ」

よくある失敗

写真と動画だけで決めて、試乗で音を聞かずに4気筒を選んでしまう。音にこだわりがある人ほど、GTS 4.0との聞き比べをしておきましょう。

6気筒が欲しいなら、新車価格で314万円上がるGTS 4.0が候補になります。違いは718ケイマン/ボクスター GTS 4.0とはで詳しく見ています。

逆に、音より軽さや扱いやすさを重視する人には、4気筒でも満足度は高いですよ。

2人乗りと荷物で後悔する人

718はケイマンもボクスターも、全グレードが2人乗りです。後ろの席はありません。

『普段は1人だし、たまに2人乗れれば十分』と思って買う方が多いですよね。そこまでは問題ないんです。

困るのは、買った後に生活が変わった時です。子どもが生まれた、親を乗せる用事が増えた、という時に出番が一気に減ります。

確かめたいこと718の事実後悔しやすい人
乗車定員2名(全グレード)3人以上で出かける予定がある
荷室フロントとリアの2か所に分かれる大きな荷物を1か所に積みたい
全幅1,801mm幅の狭い駐車場を使っている
全長4,379mm(GTS 4.0は4,405mm)機械式駐車場の長さ制限が短い

寸法はネクステージのカタログ(2024年7月版)の値です。全幅1,801mmは、機械式駐車場の幅制限1,800mmに1mm届かない数字なんです。

ここは見落としやすいところです。マンションの機械式駐車場を使う方は、契約前に管理会社へ確かめておきましょう。

荷物についても、前後に分かれているぶん「意外と積める」という声と「大きい物が入らない」という声の両方があります。荷室の容量は公式値が確認できていないので、普段使うバッグを実際に入れてみるのが一番確実です。

詳しくはポルシェ718の荷室の広さとポルシェ718は普段使いできる?で、場面ごとに見ています。

2人乗りで困らないかの確認
  • この先3〜5年で、3人以上で乗る予定がないかを考える
  • 自宅と職場の駐車場の幅・長さ制限を確かめる
  • ゴルフバッグやスーツケースなど、よく積む物を書き出す
  • もう1台の車があるか、無いなら家族で困らないかを話しておく

維持費を甘く見て後悔する人

『本体価格はがんばれば払える。あとは何とかなるはず』と考える方もいますよね。ただ、ここが後悔につながりやすいところです。

718は税金こそ排気量なりですが、ハイオク指定で、タイヤは前後でサイズが違います。乗るほどにお金がかかる車なんです。

費目2.0L(ベース・スタイルエディション)2.5L(S)4.0L(GTS 4.0・GT4 RS・スパイダーRS)
自動車税(年額)36,000円43,500円65,500円
燃料ハイオクハイオクハイオク
燃料タンク54L64L64L
標準タイヤ(ケイマン)前235/45ZR18・後265/45ZR18前235/40ZR19・後265/40ZR19前235/35ZR20・後265/35ZR20(装着例)

自動車税は2019年10月以降に登録した自家用乗用車の額です。

タイヤは前後で太さが違うので、ローテーションができません。後輪が先に減りやすく、交換の時期が前後でずれることもあります。

ポルシェ718で後悔しやすい3つのポイントを示した図解

もう一つ大きいのが任意保険です。年齢や等級、車両保険を付けるかどうかで大きく変わるので、契約前に見積もりを取っておくと安心です。

維持費の全体像

税金・ガソリン・保険・タイヤまでの年額の出し方はポルシェ718の維持費は年間いくら?でまとめています。年に何km走るかを決めてから計算してみてください。

「やめとけ」と言われる理由は本当?

ネットで「ケイマン やめとけ」と見かけて、不安になった方もいるはずです。

言われる理由を並べると、だいたい次の4つに分かれます。

よく言われること実際のところ
4気筒になって魅力が減った音の好みの話。速さや曲がりの評価は高い
911より格下に見られる価格帯が違う別の車。比べ方の問題
2人しか乗れず不便事実。生活に合うかどうかで決まる
維持費が高いハイオク・タイヤ・保険はかかる。税金は排気量なり

こうして見ると、「車として欠陥がある」という話はほとんど無いんです。どれも好みと使い方の話です。

「安いポルシェ」「ダサい」と言われる背景については、ポルシェ718はなぜ安い?で理由と実際の購入層をまとめています。

911との違いが気になる方は、718ケイマンとポルシェ911の違いも参考になるはずです。

718が合う人
  • 2人乗りで困らない生活をしている
  • 軽さと曲がる楽しさを重視する
  • ポルシェの新車を1,000万円前後で探している
  • 維持費を先に計算して納得している
後悔しやすい人
  • 家族全員で乗る場面が多い
  • 6気筒の音が一番の目的なのに4気筒を選ぶ
  • 荷物をたくさん積みたい
  • 本体価格だけで予算を組んでいる

今から買う人が気をつけたいこと

ここは、今の時期ならではの注意です。

現行の982型は、2025年9月にポルシェが受注終了を発表しています。新車で買えるのは、販売店にある在庫車や登録済み未使用車が中心です。

だから『好きな色とオプションで注文して、じっくり待つ』という買い方は、今からはほぼできないんです。

在庫の中から選ぶので、色や装備で妥協すると後で気になることも。逆に、欲しい仕様にこだわりすぎて何か月も迷っているうちに、在庫が無くなることもあります。

在庫車で後悔しないために

妥協していい装備と、ゆずれない装備を先に決めておきましょう。特にエンジン(4気筒か6気筒か)とトランスミッション(MTかPDKか)は、後から変えられません。

MTとPDKは2024年6月の価格から同じ値段です。迷っている方はポルシェ718はMTとPDKどっち?で、乗り方別の選び方を見てみてください。

在庫車の探し方と値引きの見込みは、ポルシェ718の値引き相場と限界額で順番に説明しています。

在庫車を選ぶ時に決めておきたい項目を示した図解

売る時に後悔しないための選び方

最後に、意外と見落としやすいのが「売る時」の後悔です。

『いつかは手放すけど、それはまだ先の話』と思いますよね。ただ、718は仕様によって売る時の評価に差が出やすい車なんです。

生産終了で、GTS 4.0やGT4、MT車は中古相場が上がり気味と報じられています。一方で、どの仕様がいくら高く売れるかは時期と地域で変わるので、決まった金額では言えません。

買う前にやっておくこと
  1. 4気筒と6気筒の両方に試乗して、音と乗り味を比べる
  2. 家族の予定と駐車場の寸法を確かめる
  3. 自動車税・ガソリン・保険・タイヤの年額を計算する
  4. 在庫車でゆずれない装備(エンジン・変速機・色)を決める
  5. 売る時に評価されやすい仕様かどうかも見ておく

グレードや色でどれくらい差が出るかは、ポルシェ718のリセールバリューで見ています。

ケイマンにするかボクスターにするかで迷っている方は、718ケイマンと718ボクスターの違いも読んでおくと、選んだ後の「やっぱりあっちが良かった」を防げますよ。

よくある質問

ポルシェ718で一番多い後悔は何ですか?

よく挙がるのは、ベース・Sの4気筒ターボの音が好みに合わなかったという声です。速さの評価は高いので、音を重視する方はGTS 4.0との聞き比べをしておくと安心です。

ケイマンの欠点は何ですか?

全グレード2人乗りであること、荷室が前後に分かれていること、全幅が1,801mmあることが実用面の欠点です。維持費ではハイオク指定と前後異径タイヤがかかってきます。

「ケイマンはやめとけ」は本当ですか?

車として欠陥があるという話ではなく、ほとんどが好みと使い方の話です。2人乗りで困らず、維持費に納得できている方なら、後悔しにくい車です。

718は今からでも新車で買えますか?

982型は2025年9月に受注終了が発表されているので、新車は販売店の在庫車や登録済み未使用車が中心です。日本での正式な受注終了日は確認できていないので、販売店に在庫を問い合わせてみてください。

4気筒と6気筒で自動車税はいくら違いますか?

2.0Lは年36,000円、2.5Lは年43,500円、4.0Lは年65,500円です。ベースとGTS 4.0では毎年29,500円の差があります。

まとめ

この記事の要点
  • 718の後悔は「音」「人数と荷物」「お金」の3つに集まりやすい
  • ベース・Sは4気筒ターボ。6気筒の音が目的ならGTS 4.0(ケイマン1,262万円)と比べる
  • 全グレード2人乗り・全幅1,801mm。駐車場と家族の予定を先に確かめる
  • 自動車税は年36,000円〜65,500円。ハイオクと前後異径タイヤも見込んでおく
  • 新車は在庫車が中心。ゆずれない装備を決めてから探す
ポルシェ718買いたいドットコム

ポルシェ718買いたいドットコム 編集部

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