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718ケイマンと718ボクスター、見た目は屋根以外ほとんど同じに見えますよね。『結局どっちがいいの?』と迷っている方も多いはずです。
結論から言うと、2台の違いは「屋根」と「値段」がほとんどで、エンジンや骨格は同じです。走りの手応えと静かさを取るならケイマン、季節や景色を楽しむ時間を取るならボクスターです。
この記事を読めば、全グレードの価格差と、自分がどちら向きかの決め方が分かります。
ケイマンとボクスターの違いはどこ?
ボクスター と ケイマン の 違いを一言でいうと、屋根付きのクーペか、屋根の開くオープンかです。どちらも2人乗りのミッドシップで、後輪駆動だけの設定になっています。
エンジン・変速機・ホイールベースは同じです。違うのは、屋根の形、全高、同じグレードでの値段(ボクスターが少し高い)、そして車内の静かさと開放感です。
| 項目 | 718ケイマン | 718ボクスター |
|---|---|---|
| ボディ | 屋根付きのクーペ | 電動ソフトトップのオープン |
| 乗車定員 | 2名 | 2名 |
| エンジン | 同じ(2.0L・2.5L 4気筒ターボ/4.0L 6気筒NA) | 同じ |
| 変速機 | 6速MT/7速PDK | 6速MT/7速PDK |
| 全長×全幅 | 4,379×1,801mm | 4,379×1,801mm |
| 全高 | 1,295mm | 1,281mm |
| ホイールベース | 2,475mm | 2,475mm |
寸法はベースグレードの値です(ネクステージ カタログ/2024年7月版)。全長と全幅は同じで、全高だけボクスターが14mm低くなっています。
ボクスター ケイマンの兄弟関係は、ボクスターが先に生まれ、そこから屋根付きのケイマンが作られた流れなんです。名前の話はケイマン・ボクスターの名前の由来で書いています。

価格はどれくらい違う?
ケイマン ボクスター 比較で一番はっきり差が出るのが値段です。全グレードを並べてみますね。
| グレード | 718ケイマン | 718ボクスター | 差 |
|---|---|---|---|
| ベース | 948万円 | 968万円 | ボクスターが20万円高い |
| スタイルエディション | 990万円 | 1,029万円 | ボクスターが39万円高い |
| S | 1,077万円 | 1,116万円 | ボクスターが39万円高い |
| GTS 4.0 | 1,262万円 | 1,301万円 | ボクスターが39万円高い |
| GT4 RS/スパイダーRS | 2,065万円 | 2,065万円 | 同じ |
価格は税込で、2026年10月時点のポルシェ公式の表示です。MTとPDKは同じ価格で、GT4 RSとスパイダーRSは7速PDKのみです。
ベース同士なら20万円、そのほかは39万円ほどボクスターが高い計算です。『オープンにする分の上乗せ』と考えると分かりやすいですよ。
ただ、在庫車は付いているオプションが1台ごとに違います。本体価格の差より、オプションの差のほうが大きくなることもあるので、総額でそろえて比べてみてください。
新車は在庫車が中心
どちらも2025年9月に受注終了が発表され、日本で新車で買えるのは在庫車や登録済み未使用車が中心です。欲しいグレードと色の在庫が、ケイマンとボクスターのどちらにあるかで決まることもあります。
在庫車の値段の付き方は、ポルシェ718の値引き相場と交渉の順番にまとめています。
走りや乗り心地はどう違う?
エンジンも足まわりの考え方も同じなので、普段の走りで大きな差は感じにくいです。ただ、乗り比べると細かい違いはあるんです。
ケイマンは屋根がある分しっかり
屋根でボディがつながっているケイマンは、曲がる時の手応えがかっちりしていると言われます。走りを細かく味わいたい方に好まれる理由のひとつです。
車内も静かで、高速道路を長く走っても疲れにくいですよ。
ボクスターは屋根を開けた時間が主役
ボクスターの魅力は、やはり屋根を開けた時の開放感です。エンジンの音や風の音が近くなり、同じ道でも景色の感じ方が変わります。
例えば、乗り比べた後にはこんな話になることがあります。
「ケイマンは走りに集中できる感じがします」
「ボクスターは、ゆっくり走っても楽しいんですよね」
重さは6速MTのベース同士で、ケイマン1,410kg、ボクスター(スタイルエディション)1,410kgです(ネクステージ カタログ)。数字の上では大きな差はありません。
- 曲がる時の手応えを大事にしたい
- 高速道路での静かさがほしい
- 少しでも安く買いたい
- 屋根を開けて走る時間を楽しみたい
- エンジンの音を近くで聞きたい
- 季節ごとのドライブが多い
屋根・荷室・駐車場で困るのはどっち?
『オープンって雨漏りしない?』『荷物は載る?』という心配も、選ぶ時に気になるところですよね。実用面の違いを見ておきます。
屋根の手入れはボクスターだけ
ボクスターの屋根は電動のソフトトップ(幌)です。開け閉めはボタンでできますが、幌の汚れや劣化の手入れが必要になります。
青空駐車や洗車機の扱いは気をつけたいところです。詳しくは718ボクスターの幌の扱いと張り替え費用にまとめています。
荷室は2台とも前後の2か所
ミッドシップなので、荷室はフロントとリアの2か所に分かれています。これはケイマンもボクスターも同じです。
『ボクスターは屋根をしまうから荷物が減るのでは?』と心配される方もいます。屋根は座席の後ろに折りたたまれる作りなので、屋根を開けても前後の荷室はそのまま使えますよ。
ケイマンはリアのハッチを開けて荷物を出し入れします。ボクスターはリアのトランクのふたを開ける形なので、積み方の感覚が少し違います。
容量のリットル数はこの記事では確かめきれていません。実際に載せたい物があるなら、販売店で現車に入れてみるのが確実ですよ。
- 自宅や職場の駐車場が屋根付きか青空か
- 機械式駐車場の高さと幅の制限
- よく載せる荷物の大きさ
- 雨の日も乗る予定があるか
全高はケイマンのほうが少し高いですが、どちらも1,300mmを下回る低さです。普段使いの不安はポルシェ718は普段使いできる?で詳しく書いています。

維持費とリセールはどちらが有利?
ケイマン ボクスター リセールも、選ぶ時に気になる人が多いポイントです。ここでは維持費とあわせて見ておきます。
税金と燃料は同じ
自動車税は排気量で決まるので、同じグレードなら2台とも同じです。2.0Lが年36,000円、2.5LのSが年43,500円、4.0LのGTS 4.0が年65,500円です(2019年10月以降登録の自家用乗用)。
燃料はハイオクで、タンクは2.0L系が54L、S・GTS 4.0が64Lです。ここもケイマンとボクスターで差はありません。
ボクスターは幌の分だけ出費が増えやすい
ボクスターは、幌の張り替えや手入れの費用がケイマンより上乗せになります。長く乗るほど、ここの差が出てきます。
リセールは「グレードと仕様」の影響が大きい
一般的に、屋根付きのケイマンのほうが中古で人気が出やすいと言われることがあります。ただ、ボクスターにも根強い人気があり、色や仕様で逆になることもあるんです。
生産終了の報道もあって、GTS 4.0やMT車は中古の値段が上がり気味と報じられています。具体的な差は時期で動くので、ポルシェ718のリセールバリューもあわせて見てみてください。
中古で探すならどちらが見つけやすい?
中古で探す場合、ケイマンとボクスターのどちらが多いかは、時期や年式で変わります。欲しいグレード・色・MTかPDKかまで条件を決めると、選べる台数はぐっと減るんです。
『ケイマンにこだわっていたら、ちょうどいい1台が見つからない…』ということも。そんな時は、同じ条件のボクスターも候補に入れてみると、出会える台数が増えますよ。
「リセールが良さそうだから」とケイマンにしたものの、本当はオープンで走りたかったと気づくケースです。売る時の値段より、乗っている間の満足を先に考えておきましょう。
GT4 RSとスパイダーRSはどう違う?
いちばん上のグレードでも、ケイマンとボクスターの関係は同じです。ケイマンはGT4 RS、ボクスターはスパイダーRSになります。
| 項目 | 718ケイマン GT4 RS | 718スパイダーRS |
|---|---|---|
| エンジン | 4.0L 6気筒NA | 4.0L 6気筒NA |
| 最高出力 | 500PS | 500PS |
| 変速機 | 7速PDKのみ | 7速PDKのみ |
| 0-100km/h | 3.4秒 | 3.4秒 |
| 最高速度 | 315km/h | 308km/h |
| 車両重量 | 1,490kg | 1,485kg |
| 価格 | 2,065万円 | 2,065万円 |
性能は公式の表示値、重量はWebモーターマガジンの値です。価格は2026年10月時点の公式表示で、スパイダーRSは2023年5月の日本発表時は2,024万円でした。
スパイダーRSの屋根は、電動ではなく手動の軽いトップです。サーキットを主に走るならGT4 RS、オープンで走る楽しさを最上級で味わうならスパイダーRS、という分かれ方になります。
結局どっちを選べばいい?
ボクスター ケイマン どっちで迷ったら、次の順番で考えると決めやすいですよ。
- 屋根を開けて走りたい場面があるかを考える
- 駐車場が屋根付きか青空かを確かめる
- ベースなら20万円、それ以外は39万円の差を許せるか考える
- 欲しいグレードと色の在庫がどちらにあるか見る
- 両方に試乗して、音と手応えを比べる
『どっちも良くて決められない…』という方は、屋根を開けて走る自分を想像してみてください。わくわくするならボクスター、特に何も感じないならケイマンが合っていることが多いです。
ライバル車も含めて比べたい方は、718ケイマンとライバル車の比較を、上位モデルと迷う方は718ケイマンと911の違いを見てみてください。
ポルシェ718買いたいドットコム
ポルシェ718の値段、先に相場を見ておく
ケイマンかボクスターか決まったら、在庫車の見積もりを取って総額で比べてみてください。同じグレードでも、在庫の仕様で値段が変わります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
よくある質問
ケイマンとボクスターのエンジンは同じですか?
同じです。ベースは2.0L 4気筒ターボ、Sは2.5L 4気筒ターボ、GTS 4.0は4.0L 6気筒NAで、出力も同じです。
ケイマンとボクスターの価格差はいくらですか?
2026年10月時点の公式表示で、ベースは20万円、スタイルエディション・S・GTS 4.0は39万円ボクスターが高く、GT4 RSとスパイダーRSは同じ2,065万円です。
リセールが良いのはどちらですか?
屋根付きのケイマンが有利と言われることがありますが、グレード・色・MTかで変わります。売る時に相場を確かめるのが確実です。
ボクスターも4人乗りはありますか?
ありません。ケイマンもボクスターも2人乗りだけです。
雨の日もボクスターに乗れますか?
屋根を閉めれば普段どおり乗れます。幌の手入れや、洗車機・青空駐車の扱いには気をつけておきましょう。
まとめ
- ケイマンとボクスターの違いは主に屋根と値段で、エンジンと骨格は同じ
- ボクスターはベースで20万円、それ以外は39万円高い(GT4 RSとスパイダーRSは同額)
- 全長と全幅は同じで、全高はボクスターが14mm低い
- 税金と燃料タンクは同じグレードなら同じ
- 屋根を開けて走りたいかどうかで決めると後悔しにくい





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