ポルシェ718のタイヤサイズと交換費用・スタッドレス

整備工場に並んだ幅の違うタイヤと空気圧ゲージ

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『ケイマンのタイヤ、そろそろ替え時かも。でもサイズも値段もよく分からない』という方も多いはずです。

結論から言うと、718のタイヤは前後でサイズが違い、ローテーションができません。だから後ろだけ先に減って、2本ずつ交換になることが多いんです。

この記事では、グレード別のタイヤサイズと、交換費用を左右するポイントを表で比べていきます。

目次

ポルシェ718のタイヤサイズは?

まずは標準のサイズです。グレードとホイールのインチで、サイズが変わります。

ポルシェ718のグレード別タイヤサイズを示した図解
グレードインチ前タイヤ後タイヤ
ケイマン(ベース)18235/45ZR18265/45ZR18
ケイマンS19235/40ZR19265/40ZR19
GTS 4.0・スタイルエディション(20インチ装着例)20235/35ZR20265/35ZR20
ボクスター スタイルエディション(20インチ)20235/35ZR20265/30ZR20

出典はネクステージのカタログ(2024年7月版)の標準装着の値です。オプションで19・20インチを選べるので、同じグレードでも中古車はサイズが違うことがあります。

『自分の車はどのサイズ?』と思ったら、タイヤの側面に書かれた数字を見るのが一番早いですよ。

先に結論

前は235幅、後ろは265幅。インチは18・19・20の3種類。この組み合わせを覚えておけば、見積もりで迷いにくくなります。

ボクスターのタイヤサイズはケイマンと同じ?

基本は同じです。ボクスターとケイマンは同じ骨格の兄弟車で、ホイールベースもどちらも2,475mmです。

ただし、ボクスター スタイルエディションの後ろは265/30ZR20で、ケイマンの20インチ(265/35ZR20)と扁平率が違います。年式やグレードで違う場合があるので、実車のタイヤで確かめておきましょう。

なぜ718はタイヤのローテーションができないの?

718はミッドシップの後輪駆動です。エンジンの力は後ろのタイヤだけに伝わり、後ろの方が太いタイヤを履いています。

前後でサイズが違うので、前と後ろを入れ替えることができないんです。

前後異径で起きやすいこと
  • 後ろのタイヤが先に減りやすい
  • 前後で交換の時期がずれる
  • 4本同時ではなく2本ずつの交換になりやすい
  • 左右の入れ替えは、タイヤの向きの指定によってはできない

例えばこんな会話がよくあります。

「後ろだけ交換で大丈夫ですか?」
「前の溝が残っていれば、後ろ2本だけの交換もよくあります」

ただ、同じ銘柄・同じ世代のタイヤを前後でそろえるのが基本です。ポルシェには承認タイヤを示す「N」マーク(N0・N1など)があり、これを目安に選ぶ人が多いですね。

タイヤ交換の費用は何で決まる?

交換費用は、タイヤ代と工賃の合計です。718の場合は、インチと銘柄で大きく変わります。

ポルシェ718のタイヤ交換費用を左右する要素の図解
費用を動かすもの上がりやすい方下がりやすい方
インチ20インチ18インチ
銘柄ポルシェ承認(Nマーク)のハイグリップ承認なしの一般的なスポーツタイヤ
本数4本同時前後どちらか2本
依頼先正規販売店タイヤ専門店・持ち込み可の店
作業ホイール脱着・組み替え・バランス・廃タイヤ処分同じ作業でも店ごとに工賃は違う

インチが大きく扁平率が低いほど、タイヤ1本の値段は高くなる傾向があります。20インチの車は、18インチの車より交換費用を多めに見ておきましょう。

『ネットで買って持ち込めば安くなる?』と考える方もいますよね。

持ち込みに対応している店なら、安くなることもあります。ただ持ち込み工賃が別にかかる店もあるので、総額で比べてみてください。

交換費用の見積もりの取り方
  1. タイヤの側面で今のサイズ(前後とも)を確かめる
  2. 交換するのが前後どちらか、4本かを決める
  3. 銘柄(承認タイヤか)を決める
  4. 工賃込みの総額で2〜3店を比べる

交換を頼む店はどう選ぶ?

718は車高が低いので、ジャッキやリフトのかけ方に慣れた店だと安心です。大径の扁平タイヤは組み替えにも気を使うんです。

『近くのカー用品店でもいい?』と思う方もいますよね。予約の時に「ポルシェの718で、前後サイズ違いの20インチです」のように伝えて、対応できるか聞いてみてください。

予約の時に伝えておくこと
  • 車種とグレード(718ケイマンSなど)
  • 前後それぞれのタイヤサイズ
  • 空気圧センサー付きであること
  • 低い車高に対応したリフトがあるか

タイヤ代は維持費の中でも大きめの費目です。年間の費用全体はポルシェ718の維持費は年間いくら?でまとめています。

ケイマンのおすすめタイヤはどう選ぶ?

おすすめは、使い方で変わります。サーキットも走るのか、街乗りと高速が中心なのかで、合うタイヤが違うんです。

ポルシェ承認(Nマーク)タイヤ
  • 車に合わせて開発・承認されている
  • 前後でそろえやすい
  • 売る時に評価されやすいと言われる
気をつけたいところ
  • 値段は高めになりやすい
  • サイズによっては在庫が少ない

街乗り中心なら、乗り心地や静かさを重視したスポーツタイヤを選ぶ人もいます。サーキットを走るなら、グリップ重視の銘柄が候補になります。

『どれが一番いいの?』と聞かれると、正直なところ使い方次第なんです。まずは今のタイヤに不満があるか、から考えてみてください。

タイヤの種類で燃費も少し変わります。実燃費の話は718の実燃費はどれくらい?で書いています。

空気圧と空気圧センサーの注意点は?

718には、タイヤの空気圧を見張る仕組み(空気圧センサー)が付いています。空気圧が下がると、メーターに警告が出るんです。

ケイマン・ボクスターの空気圧はどこで見る?

指定の空気圧は、車体に貼られたラベルや取扱説明書に書かれています。前後でタイヤサイズが違うので、指定の空気圧も前後で違う場合があります。

よくある失敗

前と後ろを同じ空気圧で入れてしまう。718は前後でサイズも指定も違うことがあるので、ラベルの数字を前後別に確かめておきましょう。

空気圧はタイヤが冷えている時に測るのが基本です。走った直後は高めに出るので、朝の出発前などに見てみてください。

空気圧センサーで気をつけること

空気圧センサーはホイールの内側に付いています。タイヤ交換やホイール交換の時に、扱いに注意が必要な部品です。

センサー付きの車で確かめたいこと
  • タイヤ交換の時に、センサーを傷めないよう作業してもらえるか
  • 別のホイールに替える時、センサーを付けるか
  • スタッドレス用ホイールにもセンサーを入れるか
  • 交換後に警告灯が消えているか

センサーを付けないホイールに替えると、警告が出続けることがあります。ホイールを買う前に、お店に相談しておくと安心ですね。

スタッドレスタイヤは履ける?

履けます。雪の地域に住んでいる方や、冬にスキー場へ行く方は、スタッドレスを用意する人もいます。

ただ、718は後輪駆動で車高も低い車です。スタッドレスを履いても、深い雪や轍の多い道は得意ではないと考えておきましょう。

検討すること中身
サイズ純正の18インチなど、小さめのインチで組む人が多い
ホイールブレーキに当たらないか、センサーをどうするか
前後異径冬用も前後でサイズが違う組み合わせになる
保管夏タイヤを保管する場所が要る

GTS 4.0など大きなブレーキの車は、小さいインチのホイールが入らない場合があります。冬用ホイールを選ぶ前に、適合を店で確かめてみてください。

『雪の日は乗らない』と割り切って、冬は別の車を使う人もいますよね。それも立派な選び方です。

ケイマンのホイールを替える時の注意点は?

ホイールを替える時は、サイズだけでなく、PCD(ボルトの穴の位置)・オフセット・ハブ穴の大きさが合うかを見る必要があります。

ホイールを選ぶ前のチェック
  • PCD・穴数がポルシェに合っているか
  • オフセットでフェンダーからはみ出さないか
  • ブレーキキャリパーに当たらないか
  • 空気圧センサーを付けられるか
  • 前後異径のセットになっているか

19インチ・20インチにするとどう変わる?

インチを上げると見た目は引き締まります。ただ、タイヤの厚みが薄くなるので、乗り心地は硬めになりやすいです。

段差でホイールを傷めやすくなる点も気をつけたいところです。街乗りが多いなら、18インチや19インチの方が楽なこともあります。

中古のホイールを買う時は?

中古のホイールは値段が魅力ですよね。ただ、歪みや修理歴、センサーの有無は写真だけでは分かりにくいんです。

前後のサイズと年式の適合を、店に確かめてから買うようにしましょう。

カスタム全般の話は、買う時の総額にも関わります。新車・在庫車の値段の話はポルシェ718の値引き相場と交渉の順番で書いています。

タイヤの交換時期はどう見分ける?

『まだ溝はあるけど、替えた方がいいのかな』と迷うこともありますよね。交換の時期は、溝の深さだけでなく、いくつかのサインで見ていきます。

見るところ交換を考えたいサイン
溝の深さスリップサイン(溝の中の盛り上がり)が出てきた
ゴムの状態側面や溝の底に細かいひび割れがある
製造年側面の4桁の数字(製造週と年)から年数がたっている
減り方内側だけ、外側だけが減っている
走った感じ雨の日に滑りやすい、ロードノイズが増えた

スリップサインが出たタイヤは、法律上も使えません。その手前でも、雨の日のグリップは落ちていきます。

718は走る距離が少ない人も多い車です。溝が残っていても、年数がたってゴムが硬くなっていることがあるんです。

点検のついでに見ておきたいこと
  • 後ろのタイヤの内側の減り方
  • 側面のひび割れや傷
  • 製造年の数字
  • 前後で銘柄がそろっているか

例えば、年に数千kmしか乗らない人は、溝より先に年数で交換時期が来ることもあります。オイル交換や点検のついでに、お店で一緒に見てもらうと楽ですよ。

点検の時期の目安は718のオイル交換の時期と量で書いています。

よくある質問

718ケイマンのタイヤサイズは?

ベースは前235/45ZR18・後265/45ZR18、Sは前235/40ZR19・後265/40ZR19です(ネクステージ カタログ2024年7月版)。20インチ装着例は前235/35ZR20・後265/35ZR20です。

718はタイヤのローテーションができますか?

前後でサイズが違うため、前と後ろを入れ替えるローテーションはできません。後ろが先に減りやすく、2本ずつの交換になりやすいです。

タイヤ交換の費用はいくらですか?

インチ・銘柄・本数・依頼先で大きく変わります。20インチは18インチより高くなる傾向があるので、工賃込みの総額で2〜3店を比べてみてください。

空気圧はいくつにすればいいですか?

車体のラベルや取扱説明書に書かれた指定の値に合わせます。前後で指定が違う場合があるので、前後別に確かめましょう。

スタッドレスは履けますか?

履けます。ただ後輪駆動で車高も低いので、深い雪は得意ではありません。ブレーキとの干渉や空気圧センサーの扱いもお店で確かめておきましょう。

タイヤは何年くらいで替えた方がいいですか?

年数だけで決まるものではありません。溝の深さ・ひび割れ・製造年・減り方を合わせて見て、お店で状態を確かめてもらうと安心です。

まとめ

この記事の要点
  • 718のタイヤは前235幅・後265幅の前後異径で、18・19・20インチがある
  • 前後でサイズが違うので、ローテーションはできない
  • 交換費用はインチ・銘柄・本数・依頼先で変わる
  • 空気圧はラベルの指定を前後別に確かめる
  • ホイール交換はPCD・オフセット・センサーの扱いを先に確認する
ポルシェ718買いたいドットコム

ポルシェ718買いたいドットコム 編集部

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