718ケイマンGT4 RSの価格と中身|ヴァイザッハとGT4の違い

サーキットのピットレーンに停まるリアウイング付きのクーペ

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『GT4 RSって2,000万円超えなのに、何がそんなに違うの?』と気になっている方も多いはずです。

結論から言うと、GT4 RSは718で一番サーキット寄りの最上位グレードです。500PSの4.0L自然吸気6気筒で、変速機は7速PDKだけです。

この記事では、価格と中身、GT4(無印)やGTS 4.0との違い、中古で探す時のポイントまでお話しします。

目次

718ケイマン GT4 RSってどんな車?

GT4 RSは、718ケイマンの最上位にあたるグレードです。オープンのボクスター側では、同じ500PSのスパイダーRSがこれに当たります。

GT4 RSの基本

4.0L水平対向6気筒の自然吸気で500PS/450N・m。変速機は7速PDKのみで、2026年10月時点の公式表示価格は2,065万円です。

公式の性能は0-100km/hが3.4秒、最高速度が315km/hです。車両重量は1,490kgと報じられています。

車の大きさは、他の718ケイマンと同じ2人乗り・ミッドシップ・後輪駆動です。全幅1,801mm、ホイールベース2,475mmという骨格は共通なんです。

『GTS 4.0も6気筒NAなのに、そんなに違うの?』と思いますよね。

実は、同じ4.0Lの6気筒でも、GT4 RSは出力が100PS高く、サーキットを走る前提で作られています。数字の差は次の章で並べてみます。

GT4 RS・GTS 4.0・スパイダーRSを数字で比べると?

6気筒を積んだ718を横に並べてみました。

GTS 4.0・GT4 RS・スパイダーRSの性能と価格を比べた図解
項目ケイマン GTS 4.0ケイマン GT4 RSスパイダーRS
エンジン4.0L 6気筒NA4.0L 6気筒NA4.0L 6気筒NA
最高出力400PS500PS500PS
最大トルク420N・m450N・m未確認
変速機6速MT/7速PDK7速PDKのみ7速PDKのみ
0-100km/h4.0秒3.4秒3.4秒
最高速度288km/h315km/h308km/h
車両重量1,480kg(6MT)1,490kg1,485kg
価格(2026年10月時点の公式表示)1,262万円2,065万円2,065万円

0-100km/hと最高速度は、PDKなどの条件での公式表示値です。

GTS 4.0との価格差は803万円です。

『この差、何に払っているの?』という方も多いはずです。

一言で言うと、エンジンの出力と、サーキットで速く走るための車体・空力・ブレーキなどの作り込みです。公道での快適さより、走りの性能を優先したグレードなんです。

もう1つの大きな違いは変速機です。GTS 4.0は6速MTも選べますが、GT4 RSは7速PDKだけになります。

『GT4 RSをMTで乗りたい』という声もありますが、その設定はありません。MTにこだわるなら、GTS 4.0か中古のGT4(無印)を見てみてください。

GTS 4.0の詳しい中身は718ケイマン GTS 4.0とはで見ています。

スパイダーRSは718スパイダーRSとはをどうぞ。

GT4(無印)や981型GT4とは何が違う?

「ケイマン GT4」には、いくつかの世代と種類があります。混ざりやすいので、ここで並べておきますね。

名前型エンジン今の扱い
ケイマン GT4(981)981型6気筒NA中古のみ
718ケイマン GT4982型4.0L 6気筒NA 420PS中古のみ(2022年版価格1,377万円)
718ケイマン GT4 RS982型4.0L 6気筒NA 500PS現行(在庫車が中心)
ケイマン GT4 クラブスポーツ競技車両6気筒レース用で公道は走れない

981型のGT4が最初のGT4です。名前は同じでも世代が違うので、中古の広告では型式や年式を見て区別してみてください。

982型になってから、6気筒NA・420PSの718ケイマンGT4が出て、その上にGT4 RSが加わりました。

718ケイマンGT4(無印)は、今の新車ラインアップにはありません。欲しい場合は中古で探すことになります。

GT3との違い

「GT3」はポルシェ911の高性能グレードの名前です。ケイマンにGT3はありません。名前が似ているので、中古車を探す時は混ざらないよう気をつけてください。

981型との違いは981・987・986型ケイマンの違いで詳しく書いています。

ヴァイザッハ・パッケージって何?

GT4 RSを調べると、よく出てくるのが「ヴァイザッハ・パッケージ」ですよね。

ヴァイザッハは、ポルシェの研究開発拠点がある地名です。GT4 RSのヴァイザッハ・パッケージは、その名前を付けたオプションのパッケージです。

ヴァイザッハ仕様を見る時に確かめたいこと
  • 装備表に「ヴァイザッハ・パッケージ」と書かれているか
  • パッケージの中身(軽量化や外装パーツなど)がそろっているか
  • 後付けパーツで「ヴァイザッハ風」にした車ではないか
  • 新車時の注文書や装備リストが残っているか

パッケージの中身や価格は、年式や仕様で違いがあります。中古で探す時は「ヴァイザッハ付き」と書かれていても、装備リストで中身を1つずつ確かめるのが確実です。

『ヴァイザッハ付きの方が売る時も有利?』と聞かれることもあります。

人気の仕様と言われますが、売値は時期と状態で大きく変わります。決め打ちはしないでおきましょう。

GT4 RSでサーキットを走るなら知っておきたいこと

GT4 RSは、サーキット走行を意識したグレードです。「ケイマン サーキット」「ケイマン 筑波」と調べる方も多いですよね。

ニュルブルクリンクや筑波のラップタイムは、メディアやオーナーの計測で色々な数字が出ています。条件(タイヤ・気温・ドライバー)で大きく変わるので、この記事では数字を挙げません。

サーキットを走る前の準備
  1. 走行会やサーキットのライセンス講習を確かめる
  2. タイヤとブレーキの残りを点検する
  3. ヘルメットやグローブなど、主催者が求める装備をそろえる
  4. 車両保険がサーキット走行で使えるかを確かめる
  5. 走ったあとはオイルやブレーキの状態を見てもらう

PDK車にはローンチコントロール(発進加速の制御)が使える仕様があります。使い方はモデルや装備で違うので、取扱説明書で確かめてください。

ロールケージ(ロールバー)は、仕様や国によって設定が違います。中古車では、装着されているか、後付けかを装備表と記録で確かめておきましょう。

よくある失敗

サーキットで走ることを考えずに車両保険を選んでしまう。一般的な車両保険はサーキット走行中の事故を対象外にしていることが多いので、契約内容を先に見ておきましょう。

マンタイ(Manthey)の名前を見かけることもありますよね。マンタイはポルシェのレースで知られるチューナーです。

GT4 RS向けのパーツも話題になります。装着車は、どのパーツが付いているかを個別に確かめてください。

GT4 RSの維持費はどれくらい?

サーキットを走るなら、維持費も普段の718とは考え方が変わります。

項目GT4 RS気をつけたいこと
自動車税(年額)65,500円(約4.0L)ベースの2.0L(36,000円)より29,500円高い
燃料ハイオクサーキットでは減りが早い
タイヤ前後異径ローテーションできず、走る量で交換時期が早まる
ブレーキパッドやローターサーキット走行の後は点検しておきたい
保険車両保険はサーキット対象外が多い走行会向けの保険を別に考える

『走るたびにお金がかかりそう…』と感じますよね。実際、公道だけで乗るより消耗品の交換は早くなりがちです。

毎年の費用の全体はポルシェ718の維持費で計算しています。

ローンチコントロールやロールケージは公道で必要?

公道だけで乗るなら、ローンチコントロールやロールケージを使う場面はほとんどありません。

ロールケージは乗り降りがしにくくなったり、後ろの視界が変わったりすることもあります。中古で装着車を選ぶ時は、普段使いの不便さも考えておきましょう。

ボクスターでサーキットは走れる?スパイダーRSとの違い

「ボクスター サーキット」で調べる方もいます。結論から言うと、ボクスターでもサーキット走行会に出る人はいます。

ただ、本気でサーキットを走るなら、ボクスター側の最上位はスパイダーRSです。GT4 RSと同じ500PSの6気筒NAで、価格も同じ2,065万円です。

GT4 RSが合う人
  • 屋根付きのクーペで走りたい
  • 最高速度やサーキットの速さを重視する
  • 車体の剛性感を大事にしたい
スパイダーRSが合う人
  • オープンで6気筒NAの音を楽しみたい
  • 公道でのドライブも多い
  • 手動式の軽量トップを気にしない

例えばこんな会話はよくあります。

「サーキットも行くけど、普段はドライブが多いんです」
「それならスパイダーRSも候補ですね。屋根を開けた時の音が全然違いますよ」

クーペとオープンの選び方はケイマンとボクスターの違いでも比べています。

GT4・GT4 RSを中古で探すなら?

982型の718は受注終了が発表され、新車は在庫車が中心です。GT4 RSの新車在庫は特に少なく、中古で探す人も多いんです。

生産終了で、GT4などの中古相場は上がり気味と報じられています。「中古なら安い」とは言い切れないので、気をつけておきましょう。

中古のGT4・GT4 RSを選ぶ時の確認項目の図解
中古のGT4・GT4 RSで確かめたいこと
  • サーキット走行の有無と、その後の整備記録
  • タイヤとブレーキの残り(前後異径でローテーション不可)
  • ヴァイザッハ・パッケージなどオプションの中身
  • 保証の有無(認定中古のポルシェ アプルーブドなら保証付き)
  • 自動車税は4.0Lで年65,500円かかること

『条件に合うGT4がなかなか見つからない…』という時は、条件を決めて在庫をまとめて見てみるのが早いです。

狙い目の年式や走行距離の見方はポルシェ718の中古車の選び方で詳しく書いています。

GT4(無印)とGT4 RS、中古ならどっち?

中古で探すと、GT4(無印)とGT4 RSの両方が候補に出てきますよね。性格がかなり違うので、先に比べておきましょう。

比べる点718ケイマン GT4(無印)718ケイマン GT4 RS
エンジン4.0L 6気筒NA 420PS4.0L 6気筒NA 500PS
変速機中古車ごとに装備表で確認7速PDKのみ
新車時の価格の例2022年版で1,377万円2,065万円(2026年10月時点の公式表示)
向いている人公道とサーキットを半々で楽しみたいサーキットの速さを優先したい

『GT4 RSは高すぎるけど、6気筒NAのGTモデルに乗りたい』という方には、GT4(無印)が候補になります。

どちらも、新車時の価格より安いとは限りません。相場の動きを見ながら判断してみてください。

ポルシェ718買いたいドットコム

ポルシェ718の値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、ポルシェ718の値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

新車在庫の値引きの目安はポルシェ718の値引き相場で見ています。

グレード全体の比較は718のグレードの違い一覧をどうぞ。

よくある質問

718ケイマンGT4 RSの価格はいくらですか?

2026年10月時点の公式表示価格で2,065万円です。オープンのスパイダーRSも同じ2,065万円です。

GT4 RSにMTはありますか?

ありません。GT4 RSとスパイダーRSは7速PDKのみです。6気筒NAをMTで選ぶなら、現行ではGTS 4.0になります。

718ケイマンGT4(無印)は新車で買えますか?

GT4(無印)は今の新車ラインアップにはありません。982型の718ケイマンGT4は420PSの6気筒NAで、中古で探すことになります。

ヴァイザッハ・パッケージは後から付けられますか?

パッケージは新車時のオプションとして設定されたものです。後付けパーツで似た見た目にした車もあるので、中古では装備リストで確かめておきましょう。

ケイマンGT4 クラブスポーツは公道を走れますか?

クラブスポーツはレース用の競技車両で、公道を走る市販車とは別物です。

GT4 RSは普段使いできますか?

公道を走れる市販車なので、普段使いもできます。ただサーキット寄りの性格で、乗り心地や音、荷物の積みやすさはGTS 4.0などより割り切った作りだと考えておきましょう。

まとめ

この記事の要点
  • GT4 RSは500PS・7速PDKのみの718ケイマン最上位
  • 価格は2,065万円(2026年10月時点の公式表示)でGTS 4.0より803万円高い
  • GT4(無印・420PS)や981型GT4は中古でのみ探せる
  • ヴァイザッハ・パッケージは装備リストで中身を確かめる
  • 中古は整備記録とサーキット走行歴を先に見ておきたい
ポルシェ718買いたいドットコム

ポルシェ718買いたいドットコム 編集部

ポルシェ718の価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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