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718ケイマンとアルピーヌA110、どちらもミッドシップの2人乗りで、見れば見るほど迷いますよね。そこにGRスープラやフェアレディZまで入ってくると、もう決めきれないという方も多いはずです。
結論から言うと、手応えのある走りと売る時の強さを取るならケイマン、軽さそのものを楽しむならA110です。パワーの余裕と日常の快適さならスープラ、FRらしさと手の届きやすさならフェアレディZが候補になります。
この記事を読めば、4台の性格の違いと、自分に合う1台の決め方が分かります。
ケイマンとA110はどこが似ていて、どこが違う?
ケイマン A110 比較でまず押さえたいのは、2台とも座席の後ろにエンジンを置くミッドシップの後輪駆動だということです。同じ形式のライバルは少ないので、ケイマン アルピーヌはよく並べて語られます。
形式は同じでも、作り方の方向が違います。718ケイマンはしっかりした剛性と手応え、A110は軽さとしなやかさを大事にした車です。
| 項目 | 718ケイマン(982型) | アルピーヌA110 |
|---|---|---|
| エンジンの位置 | 座席の後ろ(ミッドシップ) | 座席の後ろ(ミッドシップ) |
| 駆動 | 後輪駆動 | 後輪駆動 |
| 座席 | 2名 | 2名 |
| エンジン | 2.0L・2.5L 4気筒ターボ/4.0L 6気筒NA | 直列4気筒ターボ |
| 変速機 | 6速MT/7速PDK(GT4 RSはPDKのみ) | 2ペダルのデュアルクラッチ |
| メーカー | ポルシェ(ドイツ) | アルピーヌ(フランス) |
大きな違いのひとつが変速機です。718ケイマンはMTが選べますが、A110は2ペダルのみなんです。
『どうしてもMTで乗りたい』という方なら、この時点でケイマンが有利になります。MTとPDKの選び方はポルシェ718はMTとPDKどっち?で詳しく書いています。
4台の性格を並べるとどうなる?
ここでGRスープラとフェアレディZも入れて、4台を並べてみます。エンジンを置く場所で、走りの性格がはっきり分かれるんです。
| 車種 | エンジンの位置 | 駆動 | 座席 | エンジンの形 |
|---|---|---|---|---|
| 718ケイマン | 座席の後ろ | 後輪駆動 | 2名 | 水平対向4気筒ターボ/6気筒NA |
| アルピーヌA110 | 座席の後ろ | 後輪駆動 | 2名 | 直列4気筒ターボ |
| トヨタGRスープラ | 前(FR) | 後輪駆動 | 2名 | 直列4気筒ターボ/直列6気筒ターボ |
| 日産フェアレディZ | 前(FR) | 後輪駆動 | 2名 | V型6気筒ツインターボ |
4台とも2人乗りの後輪駆動です。ミッドシップかFRかで、曲がる時の感覚と、荷物の積み方が変わってきます。
ミッドシップは荷室が前後に分かれ、FRはエンジンの後ろにまとまった荷室を作りやすいのが一般的です。718の荷室についてはポルシェ718の荷室の広さを見てみてください。

価格はどう比べればいい?
値段はいちばん気になるところですよね。まず718ケイマンの価格です。
| 718ケイマンのグレード | エンジン | 最高出力 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
| ケイマン | 2.0L 4気筒ターボ | 300PS | 948万円 |
| ケイマン スタイルエディション | 2.0L 4気筒ターボ | 300PS | 990万円 |
| ケイマンS | 2.5L 4気筒ターボ | 350PS | 1,077万円 |
| ケイマン GTS 4.0 | 4.0L 6気筒NA | 400PS | 1,262万円 |
| ケイマン GT4 RS | 4.0L 6気筒NA | 500PS | 2,065万円 |
2026年10月時点のポルシェ公式の表示価格です。MTとPDKは同じ価格になっています。
A110・スープラ・フェアレディZの価格は、限定車や改良でよく動きます。この記事では金額を並べず、各メーカーの公式サイトで最新の値段を見る前提にしておきますね。
一般的には、スープラとフェアレディZには718ケイマンのベースより下の価格帯から選べるグレードがあります。A110はグレードと限定車で幅があるので、狙う仕様を決めてから値段を並べてみてください。
『じゃあ安いほうが得?』と思うかもしれません。ただ、売る時の値段まで入れると、差が縮むこともあるんです。
この話は後半でしますね。
718は新車の買い方が違う
718ケイマンは2025年9月に受注終了が発表されました。日本で新車で買えるのは、販売店の在庫車や登録済み未使用車が中心です。
ほかの3台のように「好きな仕様を注文して待つ」買い方は、718ではほぼできません。在庫車での値段の付き方は、ポルシェ718の値引き相場と交渉の順番にまとめています。
走りの違いを場面で比べると?
カタログを眺めるより、乗った場面を想像したほうが違いは分かりやすいです。ここでは3つの組み合わせで見ていきます。
ケイマンとA110は「手応え」か「軽さ」か
718ケイマンは、ハンドルを切った分だけ正確に曲がる、しっかりした手応えの車です。ボディが硬く、速いペースでも落ち着いています。
A110は、とにかく軽さを大事に作られています。路面の凹凸をしなやかにいなしながら、ひらひらと向きを変えるのが持ち味なんです。
例えば、2台を続けて試乗した人からは、こんな会話が聞こえてきます。
「ケイマンは安心して踏んでいける感じでした」
「A110は軽くて、遊んでいる感覚が強いですね」
ケイマンとスープラは「曲がる」か「余裕」か
ケイマン スープラで迷う方は、何を楽しみたいかを先に決めておくと選びやすくなります。スープラの6気筒ターボは、低い回転から力が出て高速道路でも余裕があります。
ケイマンは、エンジンを回しながらカーブを抜けていく楽しさが中心です。特にGTS 4.0の6気筒NAは、高い回転まで回す気持ちよさがあります。
ケイマンとフェアレディZは「真ん中」か「前」か
ケイマン フェアレディZの比較は、ミッドシップとFRの比べ方そのものです。Zは長いボンネットの先にV6ツインターボを積み、後ろから押される感覚を楽しむ車です。
『昔ながらのスポーツカーらしさ』を求めるならZ、『曲がる時の一体感』を求めるならケイマンと考えると分かりやすいですよ。
- 曲がる時の手応えと安定感
- MTと6気筒NAのGTS 4.0が選べる
- 売る時の値段が落ちにくいと言われる
- 軽さを最優先したい(A110)
- パワーの余裕と快適さ(スープラ)
- FRらしさと手の届きやすさ(フェアレディZ)
維持費と売る時の値段は?
買った後の出費と、手放す時の値段も比べておきたいですよね。ここは718側の確定している数字と、比べ方のコツを書きます。
718ケイマンの税金とタンク
718ケイマンの自動車税は、2.0Lが年36,000円、2.5LのSが年43,500円、4.0LのGTS 4.0が年65,500円です。2019年10月以降に登録した自家用乗用車の金額です。
燃料はハイオクで、タンクは2.0L系が54L、SとGTS 4.0が64Lです。
| 718ケイマンのエンジン | 自動車税(年額) | 燃料 | タンク容量 |
|---|---|---|---|
| 2.0L 4気筒ターボ | 36,000円 | ハイオク | 54L |
| 2.5L 4気筒ターボ(S) | 43,500円 | ハイオク | 64L |
| 4.0L 6気筒NA(GTS 4.0) | 65,500円 | ハイオク | 64L |
ライバル車も、排気量の区分で自動車税が決まります。6気筒のスープラやZは、718の2.0Lより高い区分になりやすいので、気になるグレードの排気量で確かめてみてください。
売る時の値段はケイマンが強いと言われる
ケイマンは中古でも人気が続いていて、値段が落ちにくいと言われる車です。受注終了と生産終了の報道もあって、GTS 4.0やMT車は中古の値段が上がり気味とも報じられています。
ただ、相場は時期と地域で動きます。グレードや色でどう違うかは、ポルシェ718のリセールバリューで詳しく書いています。
『買う時の値段は高いけど、売る時に戻ってくるならアリかも』と考える方もいますよね。実はこれが、ケイマンが比較で選ばれやすい大きな理由のひとつなんです。
- MTが必要かどうかを決める
- 新車で注文できるか、在庫車だけかを確かめる
- 自動車税の区分を排気量で確かめる
- 荷物をどこに積むかを想像しておく
- 売る時に人気の色とグレードを見ておく
どの順番で決めればいい?
最後に、迷った時の決め方の順番です。4台とも魅力があるので、条件で先に絞るのがおすすめです。
- MTが要るか、2ペダルでいいかを決める
- ミッドシップかFRかを決める
- 予算の上限を乗り出しの総額で決める
- 候補を2台に絞って続けて試乗する
- 見積もりを取って総額と売る時の値段で比べる
試乗は、できれば同じ日に続けて乗るのがいいですよ。間があくと、感覚の違いが分かりにくくなります。
試乗の時は、次の3つを意識しておくと比べやすくなります。
- 交差点を曲がる時の、ハンドルの重さと車の向きの変わり方
- 段差を越えた時の、体に伝わる揺れの大きさ
- 低い速度で走った時の、エンジン音と変速のなめらかさ
『スポーツカーだから、峠で乗らないと分からないのでは?』と思う方もいますよね。実は、街中のふだんの速度で乗った時の印象のほうが、買った後の満足に直結しやすいんです。
718ケイマンは、MTかPDKかでも印象が大きく変わります。在庫車で両方を試せるなら、同じグレードで乗り比べてみてください。
本体価格だけ見て決めてしまうケースです。718は在庫車ごとにオプションの中身がかなり違い、同じグレードでも総額が大きく変わります。乗り出しの総額でそろえて比べましょう。
総額の出し方はポルシェ718の乗り出し価格、兄弟車との違いは718ケイマンと718ボクスターの違いで確かめられます。ライバル全体の比べ方はポルシェ718のライバル比較にまとめています。

ポルシェ718買いたいドットコム
ポルシェ718の値段、先に相場を見ておく
候補が2台に絞れたら、見積もりを取って総額で比べてみてください。718は在庫車が中心なので、条件の合う1台が残っているかも一緒に確かめられます。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
よくある質問
ケイマンとA110はどちらが速いですか?
グレードによって変わります。718ケイマンはベースで0-100km/h 4.9秒、GTS 4.0で4.0秒(ポルシェ公式の表示値)です。A110の数値はアルピーヌ公式で確かめてみてください。
A110にMTはありますか?
A110は2ペダルの変速機のみです。MTで乗りたいなら、6速MTが選べる718ケイマンが候補になります。
ケイマンとスープラ、普段使いしやすいのはどちらですか?
荷物がまとまって積めるFRのスープラのほうが、使いやすいと感じる方が多いです。718は荷室が前後の2か所に分かれます。
718ケイマンは今も新車で買えますか?
2025年9月に受注終了が発表されています。日本では販売店の在庫車や登録済み未使用車が中心です。
ライバル車の価格はどこで確かめればいいですか?
各メーカーの公式サイトの価格表が確実です。限定車や改良で値段が変わるので、見積もりの時点で確かめておきましょう。
まとめ
- ケイマンとA110はどちらもミッドシップの2人乗り
- ケイマンは手応え、A110は軽さ、スープラは余裕、ZはFRらしさ
- 718ケイマンは948万円から(2026年10月時点の公式表示)
- MTが選べるのは718ケイマン、A110は2ペダルのみ
- 718は受注終了で新車は在庫車が中心、比べる時は総額でそろえる





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