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『中古のケイマンが欲しい。でも、ポルシェの修理代を考えると一般の中古車は少し怖い』という方も多いはずです。
結論から言うと、故障の出費に備えたい人、初めてポルシェに乗る人には、認定中古車(ポルシェ アプルーブド)は十分に買う価値があります。ただ、車両価格は一般中古より高めになりやすいので、自分で整備の手配ができる人は一般中古も選択肢です。
この記事では、認定中古車と一般中古車の違いと、718を選ぶ時に見ておきたいポイントをまとめます。
718ケイマンの認定中古車とは?
ポルシェの認定中古車は「ポルシェ アプルーブド」と呼ばれています。正規販売店のポルシェセンターが点検・整備をしたうえで、保証を付けて販売する中古車です。
718ケイマンも718ボクスターも、この認定中古車の対象になります。
『認定中古と普通の中古、結局なにが違うの?』と思いますよね。一番の違いは、買った後の保証がメーカー系の基準で付いているかどうかなんです。
認定中古車の価値は「車両価格」ではなく「買った後の安心」にあります。保証の範囲と期間を見て、自分にとってその差額が高いか安いかで決めるのが近道です。
保証の期間や延長の条件、点検の内容は、時期や販売店で変わることがあります。ここでは数字を断定せず、商談で何を確かめればいいかを中心に見ていきますね。
ちなみに、新車のポルシェには3年・走行距離無制限の新車保証が付きます。登録から3年以内の718なら、新車保証の残りがある場合もあるんです。
一般中古車と何が違う?
認定中古車と一般中古車の違いを、表にしてみました。
| 比べる点 | 認定中古車(ポルシェ アプルーブド) | 一般中古車 |
|---|---|---|
| 売っている所 | 正規販売店(ポルシェセンター) | 一般の中古車販売店・個人売買 |
| 保証 | ポルシェの認定中古車保証が付く | 販売店独自の保証、または保証なし |
| 点検・整備 | 正規販売店の基準で実施 | 販売店によって差が大きい |
| 車両価格 | 高めになりやすい | 幅が広い(安い個体もある) |
| 選べる台数 | 限られる | 多い |
| 年式・距離 | 比較的新しく距離が少ない車が中心になりやすい | 古い年式・多走行の車も多い |
一般中古車にも、しっかり整備されたいい車はたくさんあります。ただ、その見極めを自分でやる必要があるんです。
例えば、こんな会話を販売店でしたことがある方もいるのでは。
「この車、保証はどうなっていますか?」
「当店の保証が付いています。エンジンまわりは対象外ですが、有料で延長もできますよ」
一般中古の保証は、店ごとに範囲と期間がばらばらです。エンジンや変速機まで含まれるかどうかで、安心感はまったく違います。

「保証付き」とだけ聞いて安心し、範囲を確かめずに契約してしまう。エンジン・変速機・エアコンなどの電装品が対象かどうかで、いざという時の出費が大きく変わります。
もう一つ見落としやすいのが、買った後の点検先です。
一般中古で買った718でも、正規販売店で点検を受けることはできます。ただ、記録簿が途中で途切れている車だと、どこまで手が入っているか分かりにくいんです。
『安く買えたけど、最初の点検で思わぬ出費が出た』ということも。購入前に、これまでの点検をどこで受けてきたかを聞いておくと安心ですよ。
認定中古車が向いている人・向かない人
ここが一番大事なところです。認定中古車は、誰にとってもお得というわけではないんです。
- 初めてポルシェを買う
- 修理代の大きな出費に備えたい
- 正規販売店で点検を続けたい
- 長く乗るつもりでいる
- 信頼できる専門店や整備工場がある
- 車両価格をできるだけ抑えたい
- 古い年式や特定の仕様を狙っている
- 数年で乗り換える予定がある
『修理代が怖い』という気持ちが少しでもあるなら、認定中古車から見ておくと気持ちが楽ですよ。
ポルシェの部品代や工賃は、国産車より高くなりがちです。故障しやすい箇所と修理費の目安はポルシェ718の故障しやすい箇所と修理費の目安で見ています。
一方で、MTのGTS 4.0や旧GT4のような人気の仕様は、そもそも認定中古車に出てくる数が少ないことも。こうした車を狙うなら、一般中古まで広げて探す方が見つけやすいんです。
718の認定中古車で見ておきたいこと
認定中古車でも、どの718を選ぶかは自分で決める必要があります。見ておきたいのは次の4つです。
年式と型式
718(982型)は2016年からのモデルです。同じ982型でも、年式で型式とグレード構成が変わっています。
| 時期 | 型式の例 | 主なポイント |
|---|---|---|
| 2016〜2019年頃 | ABA-982J1・ABA-982J2 | 4気筒ターボのベース・Sが中心 |
| 2020年〜 | (年式で異なる) | GTS 4.0(6気筒NA)が登場 |
| 2022年頃 | 3BA-982PA・3BA-982PB | Tや旧GT4もラインアップにあった |
| 2024年版 | 7BA-982M20G・7BA-982M25G・7BA-982M40 | 最終の価格。MTとPDKが同価格 |
型式は車検証で確かめられます。986・987・981型も「ケイマン」「ボクスター」として売られているので、718かどうかは型式で見るのが確実です。
旧型との違いは981・987・986型ケイマン/ボクスターの違いで見ています。インタミ(IMS)問題は986・987の話で、982型の718には当てはまりません。
グレードと自動車税
グレードで毎年の自動車税が変わります。2019年10月以降に登録した自家用乗用車の額です。
| エンジン | 主なグレード | 自動車税(年額) |
|---|---|---|
| 2.0L 4気筒ターボ | ベース・T・スタイルエディション | 36,000円 |
| 2.5L 4気筒ターボ | S | 43,500円 |
| 4.0L 6気筒NA | GTS 4.0・GT4・GT4 RS・スパイダー・スパイダーRS | 65,500円 |
TやGT4(無印)、718スパイダーは今の新車ラインアップには無く、中古で探すグレードです。
MTかPDKか
718はGT4 RSとスパイダーRSを除いて、6速MTと7速PDKが選べました。中古ではどちらが出てくるかは個体次第です。
『MTが欲しいけど、なかなか見つからない』という声はよく聞きます。違いと選び方はポルシェ718はMTとPDKどっち?を見てみてください。
商談では、こんなふうに聞いてみると話が早いですよ。
「このケイマン、MTとPDKどちらですか?」
「PDKです。MTの認定中古は今ちょうど在庫が無くて、入ったらご連絡しましょうか」
タイヤと消耗品
718は前後でタイヤサイズが違い、ローテーションができません。認定中古車でも、タイヤの残り溝は個体ごとに違います。
- 保証の期間と、延長できるかどうかを確かめる
- 保証の範囲にエンジン・変速機・電装品が入るかを聞く
- 新車保証の残りがあるか、初度登録の年月を見る
- 点検記録簿と、交換した部品の記録を見せてもらう
- 前後のタイヤの残り溝と、次の交換時期を聞く
- 車検の残りと、乗り出し価格の総額を出してもらう
認定中古車の価格はどう考える?
『認定中古車は高い』とよく言われますよね。ただ、何と比べて高いのかを分けて考えると、判断しやすくなります。
まず、新車の価格を基準として見ておきましょう。2026年10月時点の公式表示価格です。
| モデル | 新車価格 | エンジン |
|---|---|---|
| 718ケイマン | 948万円 | 2.0L 4気筒ターボ |
| 718ケイマンS | 1,077万円 | 2.5L 4気筒ターボ |
| 718ケイマン GTS 4.0 | 1,262万円 | 4.0L 6気筒NA |
| 718ボクスター | 968万円 | 2.0L 4気筒ターボ |
| 718ボクスターS | 1,116万円 | 2.5L 4気筒ターボ |
| 718ボクスター GTS 4.0 | 1,301万円 | 4.0L 6気筒NA |
982型は2025年9月に受注終了が発表されていて、新車は在庫車が中心です。生産終了で、GTS 4.0・GT4・MT車は中古相場が上がり気味と報じられています。
だから、認定中古車の価格が「新車とあまり変わらない」と感じる仕様もあるはずです。具体的な相場は時期と地域で変わるので、ここでは金額を出さないでおきます。
同じ年式・距離・仕様で、認定中古車と一般中古車の差額を出してみてください。その差額で「保証と整備の安心」を買うと考えると、自分にとって高いか安いかが見えてきます。
新車の在庫車や登録済み未使用車と迷っている方は、ポルシェ718の新車はまだ買える?も比べてみてください。

認定中古車の探し方
最後に、実際の探し方です。認定中古車は台数が限られるので、条件を決めてから探すと効率がいいですよ。
- ケイマンかボクスターか、エンジンと変速機を決める
- 予算の上限を、乗り出し価格の総額で決める
- ポルシェ公式の認定中古車検索で、全国の在庫を見る
- 中古車ポータルで、一般中古の同じ条件の価格も見る
- 気になる車があれば、販売店で保証と記録簿を確かめる
ボクスターの認定中古車も、探し方は同じです。幌(ソフトトップ)の状態は個体差が出やすいので、雨の跡や開閉の動きも見ておきましょう。詳しくは718ボクスターの幌の扱いで見ています。
認定中古と一般中古を同じ条件で並べてみると、差額がはっきりします。
ポルシェ718買いたいドットコム
ポルシェ718の値段、先に相場を見ておく
認定中古車と一般中古車を、年式・距離・グレードの同じ条件で並べてみてください。差額が分かると、保証にいくら払うかを決めやすくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
中古の選び方を全体から見たい方は、ポルシェ718の中古車の選び方で狙い目の年式と走行距離をまとめています。
新車の在庫車まで含めて比べたい方は、ポルシェ718の値引き相場と限界額も参考にしてみてください。
よくある質問
718ケイマンの認定中古車は買いですか?
修理代の大きな出費に備えたい方や、初めてポルシェに乗る方には買う価値があります。車両価格は一般中古より高めになりやすいので、差額と保証の内容を比べて決めるのがおすすめです。
ポルシェ アプルーブドの保証期間はどれくらいですか?
保証の期間や延長の条件は時期や販売店で変わることがあるので、商談で確かめてください。新車保証(3年・走行距離無制限)の残りがある個体もあります。
ボクスターの認定中古車もありますか?
あります。718ボクスターも認定中古車の対象です。幌の状態は個体差が出やすいので、開閉の動きや雨の跡も確かめておきましょう。
認定中古車と一般中古車、どちらが安いですか?
同じ条件なら一般中古車の方が安くなりやすいです。ただ、保証や整備の内容が店ごとに違うので、総額と保証の範囲を合わせて比べるのが確実です。
認定中古車にMTの718はありますか?
ありますが、出てくる台数は多くありません。MTの718を狙う場合は、一般中古まで広げて探す方が見つけやすいです。
まとめ
- ポルシェの認定中古車は「ポルシェ アプルーブド」。正規販売店が点検し保証を付けて売る
- 価値は車両価格より「買った後の安心」。一般中古との差額で判断する
- 718は2016年からの982型。型式は車検証で確かめる
- 自動車税は2.0Lが年36,000円、2.5Lが年43,500円、4.0Lが年65,500円
- MTや人気の6気筒は台数が少ないので、一般中古まで広げて探す





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